小川の家
事前に行った地盤調査の結果、
地盤面から20~30㎝の深さに支持地盤として期待できる砂質土層があり、
地盤改良を行わなくても十分な地盤ということがわかりました。
実際に掘削すると、表面の暗褐色の土とは異なる黄褐灰色の粘土質細砂が調査結果報告書の通り
現れました。
支持地盤の上に砕石を敷いて、防湿のためのシートを張り、捨てコンクリートを打設。
その際に地鎮祭でいただいた「鎮物」を埋設しました。
基礎コンクリートの鉄筋を組み、
型枠を建てて、1度目のベースコンクリートを打設。
さらに型枠を建てて、コンクリート基礎と木製の土台や柱と緊結するためのアンカーボルトを設置し、
2度目の立上りコンクリートを打設しました。
小川の家のお客さまは、
土木工事を中心に住宅の基礎工事なども行う仕事をされているので、
ここまでの工事をお客さま自身で行っています。
現場で、お客さまと打ち合せをしながら工事を進めたのは私にとって
初めてのことでしたので新鮮な、不思議な感じがしました。
5月の吉日に上棟予定。
いよいよ、柱や梁が組みあがります。