News カテゴリー: 日高の家

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花見

昨日は「日高の家」の、八重桜の花見に参加させていただきました。

このような庭の使われ方も設計中にイメージしていたので、

みなさんの楽しむ様子に、ほっとした気持ちにもなりました。

 

こちらは玄関(=庭)へのアプローチ。

竣工当時と比べてずいぶんと木々が成長し、だんだん雰囲気が出てきたように思います。

 

最後は日高の家のお客さまも出展されている、

「ここにもアートかわぐち」 (企画:川口市立アートギャラリー・アトリア)

の展示会場、川口駅前複合施設キュポラ内の吹き抜け部分の写真です。

作品がギャラリーから飛び出し、川口のまちに展示されています。

会期は5月14日(土)までのようです。

100%LiFE

「スタイルのある家と暮らし」をテーマに情報発信する、

株式会社マガジンハウスのデジタルマガジン

『100%LiFE』

に「日高の家」が掲載されました。

記事はこちら

 

日高の家は未完の家として6年前に竣工したのですが、

この間にお客さまがインテリアや外構、植栽等々、

少しずつ手を加えてこられたので、

終わり(完成)のない家というコンセプトではあるものの、

お客さまらしい雰囲気のある住まいになってきました。

 

ですので私が設計中に考えていたイメージは、

工事完成時に撮影した竣工写真よりも、

現在の状態、今回撮影いただいた写真の方が近いので、

改めて日高の家を紹介できる機会に恵まれありがたく思います。

青木美術研究所 アトリエ日高

前回の記事に関連して、

「日高の家」のお客さまがアトリエ部分を利用して、

この春より美術教室を開講されました。

 

青木美術研究所 アトリエ日高

http://aoki-art-laboratory.jimdo.com/

 

場所は埼玉県西部地方の日高市というところですが、

生徒さんの中には千葉や神奈川など県外から来られている方もいらっしゃるそうです。

基本として月に2回の授業というところもちょうどいいペースなのかもしれません。

 

ウェブサイト内には授業風景のほか、

「日高の家」の四季折々の様子の写真もありますので、

よかったら一度のぞいてみてください。

e-mook 宝島社ブランドムック


本日発売の、


e-MOOK 宝島社ブランドムック


「ステキに暮らす50代からの住まい方」 P29~34 に、


「日高の家」のお客さまの暮らしぶりが掲載されています。



日高の家が竣工してもうすぐ6年になりますが、


今回のように住まわれて数年が経過した家が紹介される機会はそれほど多くないので

完成して間もない、きれいな写真とは違った、

人の暮らしが感じられる写真がとても新鮮です。



手に取る機会がありましたらぜひ見てみてください。


文章中に少しだけ私も登場しています。






未完の家

家は住みながら自分で手を加えつづけていくもので、

終わり(完成)のないものだと考えていため、

そのスタートとなるシンプルでプレーンな箱をつくってほしい。

初めて日高の家のお客様にお会いしたときに言われた言葉なのですが、

なかなかないご要望だったので、今でもはっきりと憶えています。

そのため日高の家がどのように変化・成長していくか、

気になって今年も、様子を見に伺ってきました。

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アプローチ

植栽した木と芝と自然に生えたクローバー

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バラ

一年前に来たときよりも、

植栽は自然な感じに馴染んでいて、

芝は目がつまり、

写真で見ると小さな変化ですが、

確かな違いを感じました。

室内も、

空間と生活が馴染んできていて、

工事中は自分の家のように感じていましたが、

すっかりお客さまの家の雰囲気になっていました。

工事が完了した後は通常、

用がなければ伺うことはなかなかないのですが、

この家はそういった理由もあるため

今後も時々立ち寄らせていただいて、

ここでもレポート出来たらと思っています。

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ウッドデッキは私の予想以上?に活躍してくれているそうです

一年点検

日高の家の完成引渡しからあっという間に一年が経ち、

担当された現場監督さんと一緒に一年点検に伺ってきました。

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アプローチ

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植栽が植わり、

箱型で無機質な印象のあった家も、

ずっと住宅らしく見えてきました。

室内も、

ここでは写真は控えたいと思いますが、

家具やモノが置かれると、ずいぶん印象が変わります。

がらんどうだった箱空間も、

住宅部分は落ち着いた住まいに、

アトリエ部分は作業場らしく、

雰囲気が変化していました。

今日は点検をするだけでなく、

春夏秋冬過ごしてみての感想が聞けたり、

実際にどう住まわれているか目にすることが出来て、

私にとっても貴重な一日となりました。

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日高の家のお施主さまから、

今ちょうど桜が満開です

と写真を送っていただきました。

アトリエで絵を描く合間に、

この景色を眺めて癒されています

とのメッセージ付で。

そんなように言って頂けるのは、

設計者として何にも勝る喜びです。

ありがとうございました

3日(土)と4日(日)の

『日高の家』 内覧会

オープンハウス+オープンスタジオ

が無事に終了致しました。

たくさんの方にお越し頂きまして、

一人ひとりの方に十分な対応をさせて頂くことが出来なかった面もありますが、

素敵な2日間となりました。

みなさま、

そしてこのような機会をつくって頂きました建築主さま、

あらためましてありがとうございました。

会場の様子の写真をこのブログに載せようと、

写真を撮るつもりでしたがすっかり忘れてしまい、

下の写真はオープンハウス終了後、

3日の夜に催された、

建築主さま主催のレセプションパーティーの様子です。

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居住スペース (アトリエはギャラリーとなっていました)

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庭 (外ではバーベキューも)

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3日は中秋の名月でした

個人的にも、

様々な意見や感想が聞けて、

建築主さまの作品も観れて、

久しぶりにお会い出来た方もいて、

おいしいものもたくさん食べれて、

楽しい2日間となりました。

5月 引渡し

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新緑のまぶしい5月、引渡しに向けて外構等、残りの工事が進んでいきました。

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道路からのアプローチ

写真では少々わかりにくいですが、人が通る部分に枕木を敷いています。

手前のアトリエ棟と奥の住居棟の間に門扉があり、

その先にそれぞれの棟の出入口があります。

土の部分に植栽が植わるとだいぶ印象が変わると思いますが、

それは引渡し後、建築主さんが少しずつご自身で

手を加えていく予定になっています。

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アトリエ

この壁の塗装は、建築主さんが自身で塗ったものです。

絵描きさんだけに、とてもきれいに仕上がっています。

そして今日、5月24日、

無事に引渡しの日を迎えることができました。

縁あって、最初に事務所の資料を送らせてもらったのが一昨年の8月。

その後しばらくして正式な依頼があったのは昨年の3月。

じっくり設計期間をとって、工事が始まったのが昨年の11月。

ここで紹介してきた通り、約半年かかってようやく竣工しました。

注いできたエネルギーが、

建築主さんの喜んでくださっている様子を見ると

喜びとして跳ね返ってきます。

この仕事をやっていて良かったと思える瞬間です。

今日で一応一区切りにはなりますが、

しかしまだ、建築主さん自身の塗装工事が終わっていないので、

完成はもう少し先、7月になる予定です。

その頃にオープンハウスを企画していますので

またここでもお知らせしたいと思っています。

4月の現場

4月は外壁まわりがほぼ完成し、内部・外構工事が進んでいきました。

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ウッドデッキ 作業風景

この家の大工工事を担当してくださった大工さん。

お互いに意見を交換しながら、私の思いを丁寧に汲み取って造ってくれました。

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アトリエから庭 ウッドデッキの奥に見えるのは桜

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住居からウッドデッキ・桜

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いろんな方が「気持ちいい」と言って下さるので、この場所につくって正解でした。

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住居内部

工務店による工事はほぼ完了。

これに塗装をして完成となりますが、

今回、塗装工事は建築主さんが自身で行うことになっています。

自分で出来ることは自分でやることで、コストダウンが図れます。

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浴室

ここも外部との関係を大切に、気持ちの良い窓を設けることを考えました。

普段はブラインドで閉じますが、

男性であれば外を眺めながらゆっくり入ることもできます。

建築主さんによる工事は多少残るものの、

5月中には工務店工事が完了し、引渡しとなる予定です。