一般社団法人 日本建築協会の発行誌 『建築と社会』 2017年3月号に「吉川の家」が掲載されました。
一般の書店ではおそらく取り扱われていませんが、
目にする機会のある方は是非手に取っていただければ幸いです。
一般社団法人 日本建築協会の発行誌 『建築と社会』 2017年3月号に「吉川の家」が掲載されました。
一般の書店ではおそらく取り扱われていませんが、
目にする機会のある方は是非手に取っていただければ幸いです。
『吉川の家』の竣工写真を
当事務所のサイトhttp://www.yu-kikaku.com/
にアップしました。
撮影は山田新治郎氏
よろしければぜひみてみてください。
こちらにはサイトに納まらなかった写真を掲載しています。
「吉川の家」の建物が完成して一ヶ月、
その間、外構工事やカーテン・ブラインド工事、エアコン工事等々の別途工事が行われ、
昨日、無事にすべての工事が完了となりました。
設計のスタートからおよそ一年半、
毎度のことながら思い通りにいかないことなどいろいろとありましたが、
それでもこの吉川の家は比較的順調に進んできたのではないかと、
振り返ってみて思います。
今日は朝から夕方まで一日、プロのカメラマンによる撮影を行わせていただきました。
天気が曇りの予報だったので心配していましたが、
運よくある程度日が射してくれたので、いい写真を撮って頂けたのではないかと思います。
写真の仕上り、サイトの更新に1ヶ月程度かかる見込みですので、
ぜひまたその頃、ブログ及びウェブサイトをのぞいていただけたらと思います。
わずかな工事を残しながらも
今日、指定確認検査機関による完了検査を受けました。
特に問題なく無事検査は終了。
お客さまの最終確認を経て、あと少しで建物の工事は完了となります。
写真は家具職人であるお客さまが製作したキッチン家具。
限られた予算の中でキッチンにかけられる金額はそれほど多くなく、
プロの腕前を存分に発揮できるようなデザインには出来ませんでしたが、
それでもシンプルでこの家に相応しいキッチンにはなったのではないかと思っています。
お客さまとのキッチンづくりは、
図面を描いただけではありますが、貴重な経験となりました。
建物はもうすぐ完成するものの、
その後は別業者さんによる外構工事が始まり、
全ての工事が完了するにはあと1ヶ月ほどかかる予定です。
外部の工事はおおかた完成し、
あと少しで足場を解体できる段階まで進みました。
屋根・外壁ともにガルバリウム鋼鈑という素材で、
屋根はタテハゼ葺き、
外壁はヨコ葺き(一文字葺き)となっています。
内部の工事はまだまだ途中段階で、
あまり空間を捉えた写真が撮れませんが、
屋根裏部屋のような三角形の部屋はだんだんとかたちになってきました。
模型写真の通り、
三角形の部屋は2階部分ではあるものの、
中2階のような位置にあり、
1階LDKと2階子供室とつながる、
この家を特徴づけるスペースとなります。
建物の完成まであと2ヶ月程度、
その後に外構工事を別途予定しているので、
全体の完成まではあと3ヶ月程度かかる予定です。
吉川の家
週刊天気予報ではずっと雨マークとなっていたので心配していましたが、
雨は夜から降り始めるようで、
本日無事に棟上げとなりました。
慣れているはずなのですが、
やはり時間をかけて丁寧に設計してきたという思いもあり、
何度上棟を迎えても、ワクワク、ドキドキ、となります。
何度でも描き直せる設計図とは違って、
簡単にはやり直しのきかない現場は緊張感がありますが、
これから完成まで、現場に足を運ぶのが楽しみです。
ちなみに、ここまでの現場はこんな様子でした。
敷地
給排水引込
掘削
砕石敷き
配筋
ベースコンクリート打設
立上りコンクリート打設
1階床
模型写真
昨年の春頃より設計を進めてきました
吉川の家 (埼玉県吉川市)
いよいよ今月末から着工することが決まりました。
今回もさまざまな間取りを検討しましたが、
シンプルでコンパクトな総2階建ての長方形プランに落ち着きました。
しかしながら部屋と部屋のつながり方や
光や風の取り入れ方にはこだわったので、
特徴の感じられる内部空間となるのではないかと思います。
お客さまは家具職人さんで、
私と二人で考えた、写真右手にあるキッチン家具を
お客さま自身で制作することもこの家の特徴です。
現場の様子をときどきレポートしますので
よかったらまたのぞいていただければと思います。